プログラミング Tips

ITエンジニアの雑記ブログ。
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カテゴリ: ビジネス

Amazon AdSense の申請をしてみた!!

Google AdSense の審査に1発合格したので、次は Amazon アソシエイト・プログラムに申請してみる。

まず Amazon アソシエイト・プログラムは以下の通りに規定されている。

本プログラムの目的は、乙が乙のサイトにて「商品」を紹介し、(第7条に定義される)「適格販売」について紹介料を受け取ることができるようにすることです。「商品」とは、アマゾン・サイトにて販売される一切の商品であり、(a) こちらに記載された製品(以下「除外商品」と総称します。)や、(b)こちらに記載されたマーチャント(以下「除外マーチャント」と総称します。)により販売される製品を除きます。商品には、アソシエイト・プログラム紹介料率表に明記されている一定のサービスも含まれます。乙による商品の宣伝の便宜のため、甲は、本プログラムに関連して、データ、イメージ、テキスト、リンクフォーマット、ウィジェット、リンクおよびその他のリンク用ツールならびにその他の情報(以下「アソシエイト・プログラム・コンテンツ」といいます。)を乙に提供することがあります。アソシエイト・プログラム・コンテンツからは、アマゾン・サイト以外のサイトで提供される製品に関するいかなるデータ、イメージ、テキストまたはその他の情報やコンテンツは明確に除外されるものとします。

アソシエイト・プログラムが、Google AdSenseと異なる点はこのプログラムを経由してた場合、その購入アイテムの費用の一部が支払われるということである。支払い金額の割合は、こちらに掲載されている。

このプログラムに参加するために、プログラム参加の為の審査を受けてパスしなければならない。

Google AdSense で表示可能なコンテンツを調べてみた!!

Google AdSense で申請するときに注意すべき点の1つに「情報として載せることの是非」がある。これは「コンテンツガイドライン則っていること」を指していて、 Google AdSense 承認を受ける条件となっている。例えば、「アダルト」「暴力的」「人種差別的」なコンテンツが挙げられる。



AdSense プログラムポリシー

AdSense プログラムポリシー情報は以下のように規定されている(2017/12月 時点)

  • ポルノ、アダルト、成人向けのコンテンツ
  • 暴力的なコンテンツ
  • ご自身や他者を脅したり、危害を加えるよう促したりしているコンテンツ
  • 個人または個人で構成される集団を中傷、威嚇、攻撃しているコンテンツ
  • 人種、民族、宗教、障害、年齢、国籍、従軍経験、性的指向、性別、性同一性など、組織的な人種差別や疎外に結び付く特性に基づいて、個人または集団の排斥を促し、差別を助長し、誹謗しているコンテンツ
  • 過度に下品な言葉使い
  • ハッキングやクラッキングに関するコンテンツ
  • 望ましくないソフトウェアのポリシーに違反するソフトウェアや他のコンテンツ
  • 不正なソフトウェアやアドウェア
  • 違法な薬物や麻薬関連製品に関するコンテンツ
  • 絶滅危惧種から作られた製品を販促、販売、宣伝するコンテンツ
  • アルコール飲料のオンライン販売
  • タバコやタバコ関連商品の販売
  • 処方箋医薬品の販売
  • 武器および兵器や弾薬(銃火器、銃火器のパーツ、戦闘用ナイフ、スタンガンなど)の販売
  • 授業や講義の課題や提出物の販売、配布
  • ユーザーに報酬を提供することで、広告や商品のクリック、検索、複数ウェブサイトの閲覧、メールの閲覧を促すプログラムに関するコンテンツ
  • その他の違法なコンテンツ、違法行為を助長するコンテンツ、他者の法的権利を侵害するコンテンツ

また、主なコンテンツに AdSense 未対応の言語が使われているページで AdSense コードを使うことはできない



AdSense 禁止コンテンツ情報まとめ

厳密に禁止されているコンテンツ情報も以下のように規定されている(2017/12月 時点)

  • アダルト コンテンツ
  • 危険または中傷的なコンテンツ
  • 危険ドラッグおよび薬物に関連したコンテンツ
  • アルコールに関連したコンテンツ
  • タバコに関連したコンテンツ
  • ヘルスケアに関連したコンテンツ
  • ハッキング、クラッキングに関連したコンテンツ
  • 報酬プログラムを提供するページ
  • 不適切な表示に関連したコンテンツ
  • 暴力的なコンテンツ
  • 武器および兵器に関連したコンテンツ
  • 不正行為を助長するコンテンツ
  • 違法なコンテンツ

以上のコンテンツは禁止されているが、単語にすること話題にしることが禁止という訳ではなく記事の書き方によっては問題のない場合もある。

では大丈夫か?というと、それは Google 次第ということである。Google の基準で違反の是非判定されるため、投稿者はその点に気をつけなければならない。

これはAdSense 審査の段階だけでなく、審査に通過後も常に気を配る必要がある。違反コンテンツサイトと判断されれば、AdSense の配信停止になるばかりかアカウント停止になりかねない。

「アダルトコンテンツ」は要注意!!

禁止コンテンツの中でももっとも注意が必要なコンテンツである。
リスト最上位に配置していることは、Google からの警告であると私は思っている。

単純に「アダルト」というと、18禁のイメージになりがちだが Google としての判断基準はより厳しいと考えたほうがいい。理由は複数考えられるが…例えば、

  1. 子どもが閲覧する可能性があること
  2. 宗教的な理由で肌の露出を制限している場合があること

などが挙げられる。

この結果、気遣うべきポイントはの1つは画像の掲載である。

Google の禁止コンテンツ判定は機会判定がどんどん進化し、画像の判定精度もAIを組み込んで高精度化している。この結果、添付画像に含まれる肌の露出具合も判定されてしまう可能性がある。

つまり「海に遊びに行った写真」「子供が裸で遊びまわる写真」「水着での写真」などは違反とされる可能性が高い。

文字による説明に関して注意することは、「性的な描写」だけでなく、「妊娠」「出産」に関するネタ、「不妊治療」に関するネタも違反と判定されてしまう可能性もある為、

薬、アルコール、タバコに関しても注意が必要

これに関しては、常識の範囲内で考えてもいいかもしれない。

  • 違法(危険)の「薬物」に関する情報や宣伝・販売について
  • アルコールの宣伝・販売
  • タバコ・葉巻などの宣伝・販売

以上は当然、違反扱いとなる。
一方、

  • 薬物依存からの解放の啓蒙、治療に関するサイト
  • 薬物が関連する歴史などのサイト
  • アルコールでは、店舗案内サイト
  • アルコール飲料の生産・製造に関する情報のサイト
  • 禁煙の促進やアドバイスのサイト

などは認められている。

禁止コンテンツに関するまとめ

健全にサイト(コンテンツ)運営をしていると考えていても、Google の規約を十分に理解していないと気づかぬうちに違反を犯してしまう可能性があるといえる。

私自身も迷った際には確認をするように心がけている。

これまで十分に確認したことのない方は、一旦全てに目を通すことをオススメしたい。

それほど時間のかかる作業ではないから…



GoogleAdSense の審査 1発合格!!の経緯をまとめてみた!

Google AdSense 認定合格の連絡添付画像

少し前の話になるが、"Google AdSense" の審査に1発で合格した。合格通知で

彼の有名な「ポップコーン」画像

を見たときには、非常に感動したことを今でも覚えている!そして、ようやくスタートラインに立てた!!という満足感と緊張感…最高だった。その高揚は今でも継続していて、日々の収益が立つと新鮮な感動が湧き上がる。

さて、今回のまとめ記事を書こうと決めた理由は、1発合格できたノウハウを皆さんにも共有したいから!!
実際、2016年にAdSense審査のルールが変わって、ハードルが高くなっていることは色々な情報でわかっていたから、申請前に十分な下調べをした。その結果、古い情報や曖昧な情報が意外に多かったことにびっくり。
結局、古かったり正確でない情報(ただの噂)に惑わされて、挫折する方を一人でも減らせるように!!そして願わくば、1発合格できるように!と願いを込めて記事を書いている。

私が1発合格に至るまでに、調べた申請前準備の内容や審査の現状などを備忘録、兼これから又は現在進行形で審査に挑んでいる方のお役に立てればと思いまとめてみた。

尚、判定基準は公開されているが、審査理由(特に不合格になった理由)については、明確に示される訳ではないため、憶測も含まれている点をご了承いただきたい。



情報収集は最新版を参照すること!!

冒頭にもあるが、2016年以降で審査ルールが改定されたと述べた。これは、改定以前のネット情報は参考にならない場合が多いことと同義と考えてほしい。つまり2015年以前の記事は、更新されていない限り古い情報である。

実際、私も色々なサイトを国内外問わずに参照したが、2016年以前の記事のままでは審査通過できない可能性が高いと思った。情報の新旧を判断するポイントは以下が参考になる。

以下の2点を推奨、もしくは言及している場合、今は使えない(古い)場合が多いことを知っておいてほしい…

  • 無料ブログの利用を紹介している
  • 一次審査、二次審査が分かれた審査ステップを紹介している

2016年のルール変更で厳しくなったこと

上述の2点を含めて基準が厳格化されて、都市伝説的に「2016年の壁」がネット上ではささやかれているが、実際ハードルは高くなっていると思う。具体的に、「やってはいけないこと」や「やっておいたほうがいいこと」をいかに列記してみる

  1. 無料ブログのサブドメインのまま申請は通らない
  2. プログラムポリシーを守る
  3. 禁止コンテンツを掲載しない
  4. コンテンツを充実させる
  5. 質の高い情報を載せる
  6. 審査「不合格」直後に再審査の申請をしない

ここについて簡単に補足を加える。

1. 無料ブログのサブドメインのまま申請は通らない

これは「禁止事項」の1つではあるが、無料ブログサイトを解説するとサブドメインが割り当てられる。
過去はこのまま申請ができ合格した例もあるが、今は不合格となる。(そもそも審査請求すらできない場合もある)
基本的に、GoogleAdSenseは、BLOGGER を除いて独自ドメイン(ユーザーオリジナル)に広告を掲載することを軸に考えているため、このようなルール快適になったと考えられる。

この改定によって、独自ドメインの購入費用(1,000円/年)や設定コストがユーザ負荷となる。

2. プログラムポリシーを守る

『プログラムポリシー』と言っても、ピンと来ない方も多いと思う。何より私も最初はそうだった。しかし、それほど難しくはないので説明してみる。

ポリシー : こだわり、指針、方針

という意味である為、プログラム(=GoogleAdSense)に加盟・運営する方針であることがわかる。わかりやすく言い換えると、単純に "Google" が "AdSense" 用に準備したルール(方針)に沿わない場合は、審査を通過できない。通過後も、取り消される可能性があるということである。

色々難しい内容に感じるかもしれないが、もっとも重要な部分になるので、しっかり理解することをオススメする。内容の解説は必要に応じて別途記事にする予定である。

Google AdSense プログラムポリシー

3. 禁止コンテンツを掲載しない

上記の「プログラムポリシー」内に記載があるが、記事に含んでもよいネタ(話題)と記事に含んではいけない(禁止されている)ネタの判定も重要になる。ここが違反していても、当然審査には通過できない為、注意が必要。

禁止コンテンツの内容については、必要に応じて解説を追加して行く予定である。



4. コンテンツを充実させる

これは非常に曖昧な基準であるが、コンテンツが有意義か?意味のある情報か?を判定している。
具体的に、文字数(=コンテンツ量)が基準とされているようで、1記事を1,000文字以上(可能であれば1,500文字)であることが1つの基準とされているようである。これは他のAdSense審査通過のまとめサイトでも語られているので、基準の改定前後から特に変化はないと言える。

また1記事に対する情報量もさることながら、記事数や期間あたりの投稿数もコンテンツの充実度合いの判断基準となっている。私の場合も、審査通過の連絡が来るまでにほぼ1ヶ月を擁して、その間、毎日記事を投稿していた為、30記事が必要だった。

5. 質の高い情報を載せる

これも前述に続いて、曖昧な基準になるが…誤解を恐れずに言うのであれば、

ただの日記をダラダラ載せても合格できない!!

これは、記事を中心にして、以下のような構図になっていると言える。

  • 載せてほしい企業:広告を通じて収益を上げたい
  • 載せる作業を代行するGoogle:広告代理店として依頼主に貢献する義務がある
  • 広告を読みたい読者:必要な情報(=広告)だけを知りたい

掲載を依頼する企業は、Googleへ費用を払って、適切な読者を選定して広告を表示している。車好きな読者には自動車会社の広告、ゲーム好きな読者にはゲーム関連の広告など…
つまり、記事には

読者が得たい情報が掲載されている記事であること

が必須条件であり、これがない記事は意味がないのである。そもそもGoogle検索に引っかかるキーワードも曖昧になる為、検索にヒットすることもないしので読まれることもない。

結果として、審査を通す理由もない為、不合格になるのである。

一見、曖昧な「質」という視点も、記事に関わる人たちを満足させることができるか?という観点で考えれば、何を書けばいいかが明確になるのではないだろうか?

つまり、「日記記事は通過しない」のではなくて、「ただの個人日記は需要がない!」だけであり、少し載せる情報を工夫すれば一気に読者を惹きつける情報に早変わりするのである。

例えば、私の場合,子供を連れて近隣の公園に遊びに行った時の日記を書いたことがある。

これを

  • 天気がよかった〜
  • 遊具で元気にあそんだ〜
  • お昼を食べて、ピクニックを満喫
  • 途中おやつ休憩!
  • 朝から午後まで大満喫の1日でした!!

とすると、ただの日記…全く面白くない。そこで、少し書き方を変えるとどうだろうか??

  • 天気がよかった〜+「気温や約何度で、この季節にしては暑い/寒い。」
  • 遊具で元気にあそんだ〜+「◯◯◯と△△△、□□□などの遊具があり、◯歳の息子にはちょうど良いサイズだった。×××もあったので、小学生くらいでも楽しめそう!!ボールで遊んでいる家族もいたので、次はボールを持って行ってもいいかも?」
  • お昼を食べて、ピクニックを満喫+「公園周辺のは◯◯◯なお店があって、ここでお弁当を買ってきました。値段は◯◯程度でお手頃!!」
  • 途中おやつ休憩!+「大好きな◯◯を持参。近くにベンチや手洗い場、トイレも完備されていたので、安心しておやつタイムに突入!!」
  • 朝から午後まで大満喫の1日でした!!+「公園には駐車場がないのが残念。でも、◯◯台ほど駐車可能な有料中佐城があって、1日止めても◯◯円程度ですんだ!!1日目一杯遊んで、この金額ならコスパ良し!!」

ただの日記に、客観的な情報を混ぜてあげることで、読者が同じ公園を訪れなくても事前に色々シミュレーションできる情報を届けられるのではないだろうか?

  • 遊具の数や種類
  • 公園周辺のお店情報
  • 駐車場の情報

私は、このように読者の役立つ情報を「質」と考えて、自分が事前に知っていたら便利だったこと・調べてわかったことなどを織り交ぜることが重要だと思う。そして極め付けに、これを日記とすることで、同世代読者は訪れた場合の雰囲気を鮮明にイメージできるようになると思う。

長くなったが、日記がダメなのではなくて、「日記だけ」がダメだと言うことを意識してもらいたい。



6. 審査不合格後、再審査請求は2週間程度あけること!!

私の場合は、1発合格だったので幸いにもこの考慮は不要だったが、一旦「不合格」になると次回審査受付まで2週間程度の待つ必要がある。

実際、審査不合格には何らかの理由があり、その旨が添えられた不合格通知になっている為、Googleは改善に少なくとも2週間は要するであろうと判断していると考えられる。実際、2週間以内に提出した方の記事によると、即時「不合格」の通知が届くらしく、機械的な判断が入っていると見受けられる。

つまり、2週間経つまではシステムによって自動的に弾かれてしまうので、何度出しても「即時不合格」になる。よって、ダメだった場合には焦らず、原因をしっかり検討した上で対策を練り、2週間後に満を辞しての再申請!!がもっとも近道と言える。

尚、2週間以内に何度も申請してしまった場合、最後に不合格判定の日程からに変更されるのか?最初のタイミングのままなのか?は不明。現時点では、最初のタイミングから変わっていないようだが、公式ルールではないので、Googleのルール改定で変更の可能性もあり、潜在リスクと捉えるならば、期間内の再申請は最小限に留めることを推奨したい。

ちなみに、前述の「コンテンツの充実」にも影響するが、この2週間以内も記事は更新し続けましょう!!ここで更新を止めてしまうと、再申請の際、

更新が止まったサービス

と判定される要因にもなる。申請できない、ただただ記事を書き続ける2週間は辛いですが…審査通過後には、晴れて AdSense 収益が得られます!!それまでの辛抱、試練だと思って乗り切りましょう!!!!

困った時の強い味方:AdSense ヘルプローラムに聞いてみる!!

私はお世話になることはありませんでしたが、何度も審査に落ちると、何が正解か?がわからなくなるといいます。Googleの不合格通知は、親切な理由説明があるわけではないので、基本的に「カット&トライ」で思いつくことをやってみよう!だからです。

これは孤独で自分との戦いになる。自暴自棄になったり挫折してしまったりしては、せっかくのチャレンジが実を結びません。それではもったいないですよね?

そこで、頼れるサイトがこの「アドセンスヘルプフォーラム」なんです。他のAdSenseユーザーと繋がって、情報共有や質問をぶつけ合う為の場所がここ。未承認前の方の場合は、基本的に質問して教えてもらうという場になると思う。率直な疑問や困っていることをここに載せて、諸先輩方のお知恵を拝借しよう!!アドバイス後のお礼もお忘れなく!!

ただし審査員の回答ではないので、100%はないということを念頭に質問しよう!!あくまでの交流がメインの場所なので…

AdSense 1発合格に向けて!!

1発合格が全てではないが、審査〜合格通知までを通じて、日々1000文字以上の記事を書き続けることが一番苦しかった…それに比べたら、今は好きな記事を、好きなタイミングで、好きなコンテンツ量で出していけばいいので、ストレスゼロ!!仮に面白い記事がかけたら、PV数増加で反響がわかるのでやりがいもある。

前述の通り、審査期間中は "GoogleAdSense" 審査員がどのように記事を判定したのか?いつ呼ばれるのか?など、合格の為作業であった為、やりがいや楽しみには少なかった。

この点を理解した上で、審査合格後は明るい未来・自由が待っている!!と信じて頑張って欲しい!!

  • 申請期間中がもっとも辛い(苦痛)
  • 終われば自由に記事を書ける
  • 記事の反響はPV数に現れるので、満足度も高い


GoPro Fusion のスペック詳細を調べてみた!

11月の発売が待ち遠しい GoPro Fusion !
先発の Garmin VIRB360 とのスペック比較をまとめたが、GoPro Fusion そのもののスペック詳細をもう少し掘り下げて調べてみたいと思ったので、色々調べてまとめてみる。

GoProは、GoPro Fusion のスペック、価格、発売日をカリフォルニア本社のライブ放送中に正式に発表した。

GoPro は数ヶ月の推測を経て、新しい Fusion の仕様と価格を正式に確認しました。Fusion の映像は、ジンバルのような品質を実現するために、カメラ内安定化などの高度な機能を提供している。各種項目を以下に列記する。



GoPro Fusion の主なスペック一覧

  • 映像解像度:5.7K @ 24 fps, 5.2K @ 30fps, 3K @ 60fps (3008 x 1504)
  • 写真解像度:18メガピクセル
  • 連続撮影(Burst mode):30fps
  • 写真用ISO:100 ~ 800
  • 動画用ISO:100 ~ 6400
  • シャッタースピード:最長30秒
  • "GoPro App"との互換
  • "OVERCAPTURE"機能で、360度全天球映像から平面映像の切り出しに対応
  • 高度な手振れ補正機能
  • 360度オーディオ対応
  • 約5メートルの防水機能
  • 時差撮影(動画、静止画)、夜間撮影対応
  • GoPro マウントとの互換性
  • カメラ保持グリップ同梱
  • 10ヶ国語での音声コントロール対応
  • 各種センサー:GPS、アクセルメーター、ジャイロスコープ、コンパス
  • 外部通信:WiFi、Bluetooth、USB(タイプC)

OVERCAPTURE とは?

GoProはこれを「ストーリーテリングの進化」と呼んで、OverCaptureという機能を導入した。これは、ユーザーが360度の球面映像ですべてのシーンを撮影することを可能にします。このフッテージから目的のパースペクティブを選択し、通常のビデオ形式で新しいビデオとして保存することができます。

OverCapture モードでは、ユーザーは、視点を完全に制御しながら、従来の 16:9 ビデオを 360 ビデオから 1080p 解像度で作成できる。これは、Insta360 ONEで導入された機能に似ている。GoProの機能と比較してみたい。

EFFECTS モードとは?

GoPro Fusionでは、2018年1月に "GoPro App" のアップデート(OverCaptureとともに)に追加される一連のプリセットエフェクトも提供される。 これらの中には、天使のように撮影者の前を飛んでいるような Fusion が現れる「Angel View」という視点がある。これは、Fusion を見えない延長ポールに取り付けることによって実現される。

これは Insta360 ONE で導入された機能である。両方のシステムがそれぞれどのように異なるのか?の比較が興味深い。

もう一つの興味深い効果はPanel Flowで、GoProは被験者とのパンで複雑さを取り除く。

また、ファンが好きなTiny PlanetビューもGoPro Fusionのオプションになる。

QUICKSTORIES とは?

画像やビデオクリップに基づいて自動的に動画を生成する QuikStories 機能も搭載されている。

GoPro Hero5 Black のように、GoPro Fusion はハウジングなしで最大16フィート(5メートル)の防水性も備えている。Fusionは、Hero5 Black 用に設計された Remo 防水音声作動式リモコンとも互換性がある。



音声コマンド

GoPro Fusion は、Hero5 シリーズや新しい GoPro Hero6 のようなハンズフリー操作のための音声コントロールも提供する。

音声コマンドの中には、「GoPro Highlight」や「That was sick」と設定されているため、Fusion で撮影した動画のハイライトにマークを付けることができます。 GoPro Fusion のボイスコマンドの一覧は未だ不明であるため、まだありませんが、後で詳細は確認する。

360カメラに音声コントロールを追加することは、Fusionを本当に分離することになる。また、カメラ本体のボタンを押してハイライトをマークすることも可能。

Fusion には GoPro の Protune モードも組み込まれており、感度と露出補正の制限を設定することができる。

Fusion がスタンバイモードになっているとき、QuikCapture 機能は、シャッターボタンを押してすぐに録画を開始すると自動的にカメラを起動させます。Quikcapture でシャッターボタンを押し続けると、Fusion はタイムラプスを記録する。

他の機能には、3つのマイクロフォン、ループ録音、GPS位置タグ付け、タイムマップ用のインターバルメーターが含まれており、間隔は0.5秒から60秒です。

興味深いことに、オンラインで公開されたマニュアルによれば、GoPro Fusion は2つのマイクロSDカードスロットを備えている。Tyは、各カメラのレンズが専用のカードを使用し、カメラ内のステッチがない可能性があることを示唆している。



更新:GoPro Fusionのスペック調べてみた

11月販売予想から、いまだに発売されていない GoPro Fusion…

クリスマスプレゼントには間に合いそうにないけれど、冬のボーナスで購入準備はバンタン!!単独のスペック調査の実施してまとめてみたので、参考にしてほしい!!

参考:GoPro Fusionの詳細スペック調べてみた

GoPro Fusion と Garmin VIRB360 比較してみた!

GoPro 初の 360 度全天球対応のアクションカメラの11月リリースが発表されてから、世界中の GoPro ユーザーをワクワクさせているが、筆者もそのうちの一人!

GoPro は、アクションカメラのメーカーとして高い評価を得るとともに、確固たる地位を確立して来た。その GoPro が、急成長を遂げている 360 度カメラ市場へ、ついに最初の製品 "Fusion" (フュージョン)をリリースするのである。

ライバル会社のうちの1つ "Garmin" (ガーミン)は、アクションカメラ市場へこの360度カメラ市場をきっかけに進出することを狙って、数ヶ月前に "VIRB360" を発売した。

GoPro オフィシャルサイトではまだ「購入不可」表示のまま…そろそろ12月になってしまう…
クリスマス時期までずれ込んでしまうのだろうか?

1日も早い販売開始を期待する!!一方、先発メーカー Garmin(ガーミン)の "VIRB360" の評価も高いので、それぞれのスペック比較をしてみようと思う。



GoPro Fusion と Garmin VIRB360 スペック比較

それぞれの製品スペックを比較してみた。
いずれもカタログスペック上の製品比較になっている。

仕様 Garmin VIRB360 GoPro Fusion
レンズ数 2xf/2.0 2xf/2.0
動画解像度 5.7K(30fps), 4K(30fps), 3K(60fps) 5.2K(30fps), 3K(60fps)
静止画解像度 15Mピクセル(5,640x2,816) 18Mピクセル
360度 ライブ配信 4K(30fps):Apple(iOS)のみ NO
スタビ機能 3モード(stabilize, lock, follow) 1モード(6軸スタビ)
耐水性能 10メートル 16フィート(≒4.8メートル)
耐ショック性能 あり 不明
メモリ 最大128G (1 microSDスロット) 最大128G (2 microSDスロット)
バッテリー 最大1時間 不明
録音機能 4方向マイク 360天球マイク
搭載センサー GPS, ジャイロスコープ, アクセルメーター GPS
アプリ Android, Apple(iOS) Android, Apple(iOS)
ソフト VIRB Edit(Hypercapture) OVERCAPTURE
音声コントロール あり あり(10ヶ国語)
値段 99,800円 85,000円
購入先 Amazon GoPro SHOP

GoPro Fusion は発売前デバイスである為、スペックのいくつかは不明である。正確に双方を比較できないことは残念であるが、想像も交えて考察をしてみたいとおもう。

まず、Fusion の価格であるが、Garmin VIRB360に比べて安い設定になっている。VIRB360は最近値下げをしたが、依然360度全天球のアクションカメラデバイス群の中では、高額デバイスのままであり、価格的には Fusion が購入しやすい。

一方、Garmin の強みは、5.7K 解像度を 360度カメラに最初に取り入れたメーカーであり、その他いくつかの機能に関しても、Fusion よりも優れたスペックになっている。

上記のリストから分かる通り、防水性能が Fusion 5メートルに比べて10メートル。搭載センサーは、Fusionが GPS だけなのに対し、ジャイロや気圧・高度、コンパスが加わっている。

もし静止画撮影を重要視する場合、Fusion は18Mの写真撮影ができ、VIRB360 の15Mよりも高解像度となる。ただいずれのデバイスも動画撮影にフォーカスしている為、写真撮影の為であれば写真専用の360度全天球カメラを用いることが推奨される。例えば、"Ricoh Theta V" や "Xiaomi Mijia Mi Sphere"などが挙げられる。

両デバイスは動画撮影に重きを置いている為、スタビ機能は非常に重要となる。
よっていずれもスタビ機能を搭載している。

Fusion は、ソフトウェアスタビ機能を搭載していて、それはジンバルを使用したと場合を思わせる性能だと説明されている(GoPro のデモビデオ説明より)。

VIRB360 は、複数のスタブ機能をオプションとして搭載していて、そのいずれもが高機能で動作している。当初、VIRB360 のソフトウェア機能には不具合があり、正常に動作しない機能もあった。しかし複数回の更新ののち、今では解消されて正常に動作している。

VIRB360 にあって、Fusion にない機能の1つは、編集アプリにある。

VIRBの編集アプリ "VIRB Edit" の上で、撮影時にセンサーで捉えた値を、メーター表示で画面上に配置、表示することができる。加速度や方位センサーを表示することで、より臨場感のある動画が実現できるのである。

Garmin, GoPro それぞれが公開しているでも映像を紹介する。

Garmin VIRB360 のサンプル



GoPro Fusion のサンプル

いずれも5K 解像度での撮影になっているが、VIRB360 の方は、5.7Kであるため、若干綺麗(輪郭がくっきり)に見えるかもしれない。

動画編集機能

いずれの360度アクションカメラの編集モードで、360度ビデオを1080ピクセルのフラットな動画に編集できる。GoPro では "Overcapture"、Garmin では "Hypercapture" と呼ぶ。この機能によって、360度カメラを用いるだけで、全方位の撮影ができて編集によってフラットな動画を切り出すことができる。

VIRB 360 でこの効果を達成するには、VIRB Edit デスクトップソフトウェアを使用する必要がある。GoPro Fusion では、GoPro アプリを使って Overcapture ビデオを作成することができます。

まとめ

Fusion と VIRB360 を比較して、どちらを購入すべきか…悩むところである。非常に難しい。
なぜなら、Fusion はまだ販売前…情報が少なく、GoPro から公式なカタログスペックすら全て公開されてない状態…

GoPro の強みであるソフトウェアに重きをおくのであれば、Fusion が優位に立つであろう。
Garmin は最近ソフトウェアの不具合は解消されつつあるようだが、当初から比較すると Fusion の方に分がありそう。画像編集も同様で、"Overcapture"は2018年1月にリリースが遅れているが、スマホのアプリから編集が可能になる点で、"VIRB Edit" より優れている。

一方、VIRB360 が劣っているかというとそうではない。
デバイス自体のスペックで比較した場合、解像度、防水性能、内蔵センサーの種類において優れていることはわかっている。Fusion が公開していない部分は比較困難だが…中でもバッテリーの性能に関しては特に気になる。Garmin は4K@30fps の条件下で、65分の撮影を仕様上うたっている。
動画撮影において、連続撮影時間は重要だと考える為、Fusion がここを起点にしてプラス or マイナスのいずれになっているかは注視しておきたい。

今回は、Fusion 販売前でカタログスペック比較しかでいなかったが…
参考になれば幸いである。



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