更新:GoPro Fusionのスペック調べてみた
11月販売予想から、いまだに発売されていない GoPro Fusion…
クリスマスプレゼントには間に合いそうにないけれど、冬のボーナスで購入準備はバンタン!!単独のスペック調査の実施してまとめてみたので、参考にしてほしい!!
GoPro Fusion と Garmin VIRB360 比較してみた!
GoPro 初の 360 度全天球対応のアクションカメラの11月リリースが発表されてから、世界中の GoPro ユーザーをワクワクさせているが、筆者もそのうちの一人!
GoPro は、アクションカメラのメーカーとして高い評価を得るとともに、確固たる地位を確立して来た。その GoPro が、急成長を遂げている 360 度カメラ市場へ、ついに最初の製品 "Fusion" (フュージョン)をリリースするのである。
ライバル会社のうちの1つ "Garmin" (ガーミン)は、アクションカメラ市場へこの360度カメラ市場をきっかけに進出することを狙って、数ヶ月前に "VIRB360" を発売した。
GoPro オフィシャルサイトではまだ「購入不可」表示のまま…そろそろ12月になってしまう…
クリスマス時期までずれ込んでしまうのだろうか?
1日も早い販売開始を期待する!!一方、先発メーカー Garmin(ガーミン)の "VIRB360" の評価も高いので、それぞれのスペック比較をしてみようと思う。
GoPro Fusion と Garmin VIRB360 スペック比較
それぞれの製品スペックを比較してみた。
いずれもカタログスペック上の製品比較になっている。
仕様 | Garmin VIRB360 | GoPro Fusion |
---|---|---|
レンズ数 | 2xf/2.0 | 2xf/2.0 |
動画解像度 | 5.7K(30fps), 4K(30fps), 3K(60fps) | 5.2K(30fps), 3K(60fps) |
静止画解像度 | 15Mピクセル(5,640x2,816) | 18Mピクセル |
360度 ライブ配信 | 4K(30fps):Apple(iOS)のみ | NO |
スタビ機能 | 3モード(stabilize, lock, follow) | 1モード(6軸スタビ) |
耐水性能 | 10メートル | 16フィート(≒4.8メートル) |
耐ショック性能 | あり | 不明 |
メモリ | 最大128G (1 microSDスロット) | 最大128G (2 microSDスロット) |
バッテリー | 最大1時間 | 不明 |
録音機能 | 4方向マイク | 360天球マイク |
搭載センサー | GPS, ジャイロスコープ, アクセルメーター | GPS |
アプリ | Android, Apple(iOS) | Android, Apple(iOS) |
ソフト | VIRB Edit(Hypercapture) | OVERCAPTURE |
音声コントロール | あり | あり(10ヶ国語) |
値段 | 99,800円 | 85,000円 |
購入先 | Amazon | GoPro SHOP |
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GoPro Fusion は発売前デバイスである為、スペックのいくつかは不明である。正確に双方を比較できないことは残念であるが、想像も交えて考察をしてみたいとおもう。
まず、Fusion の価格であるが、Garmin VIRB360に比べて安い設定になっている。VIRB360は最近値下げをしたが、依然360度全天球のアクションカメラデバイス群の中では、高額デバイスのままであり、価格的には Fusion が購入しやすい。
一方、Garmin の強みは、5.7K 解像度を 360度カメラに最初に取り入れたメーカーであり、その他いくつかの機能に関しても、Fusion よりも優れたスペックになっている。
上記のリストから分かる通り、防水性能が Fusion 5メートルに比べて10メートル。搭載センサーは、Fusionが GPS だけなのに対し、ジャイロや気圧・高度、コンパスが加わっている。
もし静止画撮影を重要視する場合、Fusion は18Mの写真撮影ができ、VIRB360 の15Mよりも高解像度となる。ただいずれのデバイスも動画撮影にフォーカスしている為、写真撮影の為であれば写真専用の360度全天球カメラを用いることが推奨される。例えば、"Ricoh Theta V" や "Xiaomi Mijia Mi Sphere"などが挙げられる。
両デバイスは動画撮影に重きを置いている為、スタビ機能は非常に重要となる。
よっていずれもスタビ機能を搭載している。
Fusion は、ソフトウェアスタビ機能を搭載していて、それはジンバルを使用したと場合を思わせる性能だと説明されている(GoPro のデモビデオ説明より)。
VIRB360 は、複数のスタブ機能をオプションとして搭載していて、そのいずれもが高機能で動作している。当初、VIRB360 のソフトウェア機能には不具合があり、正常に動作しない機能もあった。しかし複数回の更新ののち、今では解消されて正常に動作している。
VIRB360 にあって、Fusion にない機能の1つは、編集アプリにある。
VIRBの編集アプリ "VIRB Edit" の上で、撮影時にセンサーで捉えた値を、メーター表示で画面上に配置、表示することができる。加速度や方位センサーを表示することで、より臨場感のある動画が実現できるのである。
Garmin, GoPro それぞれが公開しているでも映像を紹介する。
Garmin VIRB360 のサンプル
GoPro Fusion のサンプル
いずれも5K 解像度での撮影になっているが、VIRB360 の方は、5.7Kであるため、若干綺麗(輪郭がくっきり)に見えるかもしれない。
動画編集機能
いずれの360度アクションカメラの編集モードで、360度ビデオを1080ピクセルのフラットな動画に編集できる。GoPro では "Overcapture"、Garmin では "Hypercapture" と呼ぶ。この機能によって、360度カメラを用いるだけで、全方位の撮影ができて編集によってフラットな動画を切り出すことができる。
VIRB 360 でこの効果を達成するには、VIRB Edit デスクトップソフトウェアを使用する必要がある。GoPro Fusion では、GoPro アプリを使って Overcapture ビデオを作成することができます。
まとめ
Fusion と VIRB360 を比較して、どちらを購入すべきか…悩むところである。非常に難しい。
なぜなら、Fusion はまだ販売前…情報が少なく、GoPro から公式なカタログスペックすら全て公開されてない状態…
GoPro の強みであるソフトウェアに重きをおくのであれば、Fusion が優位に立つであろう。
Garmin は最近ソフトウェアの不具合は解消されつつあるようだが、当初から比較すると Fusion の方に分がありそう。画像編集も同様で、"Overcapture"は2018年1月にリリースが遅れているが、スマホのアプリから編集が可能になる点で、"VIRB Edit" より優れている。
一方、VIRB360 が劣っているかというとそうではない。
デバイス自体のスペックで比較した場合、解像度、防水性能、内蔵センサーの種類において優れていることはわかっている。Fusion が公開していない部分は比較困難だが…中でもバッテリーの性能に関しては特に気になる。Garmin は4K@30fps の条件下で、65分の撮影を仕様上うたっている。
動画撮影において、連続撮影時間は重要だと考える為、Fusion がここを起点にしてプラス or マイナスのいずれになっているかは注視しておきたい。
今回は、Fusion 販売前でカタログスペック比較しかでいなかったが…
参考になれば幸いである。
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