前回の続き…

Pepperでのアプリ開発には、専用の開発ツール群を用いる必要がある。
  • Choregraphe
  • Monitor
  • Memorize

 Choregraphe:
ボックスをつなげてPepperの動作や制御を実装していく
【ビジュアルプログラミング】ツールの一種

Monitor:
カメラやセンサから得られる各種情報を確認するためのデバック用ツール 
 
Memorize:
Pepper上のデータのバックアップや復元に用いられるツール


更に、アプリ開発を進めるにあたって、 ソフトウェアライブラリや専用ツールが必要になる。
それはSDK(Software Development Kit)として提供されている。
例えば、Pepperのモジュールの開発やリモートでPepperを動作させる形式のソフトウェアを
開発するために非梅雨なツールやライブラリ、ドキュメントがまとめられている。
具体的には…
  • Python SDK
  • C++ SDK
  • Cross Toolchain 
である。

上記からわかる通り、Pepperのアプリ開発に対応したプログラミング言語は、
  1. Python
  2. C++
があり、言語に応じたSDKを利用する。尚、C++の場合は、Pepperのプロセッサ(Intel Atom)上で
自作プログラムを動作させるためにCross Toolchainを用いてコンパイルする必要がある。

 開発環境には、OSによって注意が必要である。
  • Windowsの場合、Python SDK, C++ SDKのみが利用可能
  • Mac・Linuxの場合、Python SDK, C++ SDKに加えて、Cross Toolchain含むすべてのSDKが利用可能

続いて、Choregrapheの使い方。

まずアプリ開発をスタートさせるまでに下記準備が必要。
  1. デベロッパープログラムへの登録
  2. ツールのダウンロード
  3. Choregrapheのインストール

ということで、早速手順の1から…


1. デベロッパープログラムへの登録

"Choregrphe X.X"(X.X:バージョン記載。この時は2.3を利用)をダウンロードするためには、
Pepper本体を所有しているか、アルデバランロボティクス社のデベロッパープログラムへの
登録(無料)が必要。

個人で開発を行うにあたって、Pepper所有者は多くない…と思うので、基本的に
アルデバラン社への登録になると思う。

後述するが、Choregraphe上のシュミレーターでPepper動作が確認できるため、
Pepper本体がなくとも開発を進めることは可能。

但し、発音の抑揚、顔認識センサーの動作など一部機能の確認は
実機を用いる必要が出るため、所有でなくとも職場や近くで動作確認できる環境が
あることが望ましい。

ソフトバンクショップやPepperを置いている飲食店に飛び込みで
動作確認への協力を仰ぐことも不可能…では、ないが…ハードル高い。

筆者にはその勇気はなかったので、知り合いの所有物を適宜借りている。


さて話を戻して、登録を済ませると以下が入手可能となる。
  • Choregraphe SDKなどの開発ツール一式
  • Choregrapheの無期限ライセンス
  • アプリ開発に関する様々な技術ドキュメント
  • 開発効率化のための、サンプルコードやサンプルアプリ
デベロッパープログラムの詳細内容や登録については、
「アルデバランロボティクス社」のWEBページを参照のこと。

以下登録までの簡単な手順を記載。
  1. アルデバランロボティクス社にアクセス
  2. 新規メンンバートして「Aldebaran」アカウント作成
  3. Aldebaranアカウントでログイン
  4. "ソフトウェア"ページの【PepperソフトウェアスィートX.X】を確認
  5. OSに応じたインストーラーファイルをダウンロード
以上が、デベロッパー登録(ツールダウンロードまで)の作業である。


次回は、ダウンロードしたツールのインストール方法を記載する。