Google AdSense で表示可能なコンテンツを調べてみた!!

Google AdSense で申請するときに注意すべき点の1つに「情報として載せることの是非」がある。これは「コンテンツガイドライン則っていること」を指していて、 Google AdSense 承認を受ける条件となっている。例えば、「アダルト」「暴力的」「人種差別的」なコンテンツが挙げられる。



AdSense プログラムポリシー

AdSense プログラムポリシー情報は以下のように規定されている(2017/12月 時点)

  • ポルノ、アダルト、成人向けのコンテンツ
  • 暴力的なコンテンツ
  • ご自身や他者を脅したり、危害を加えるよう促したりしているコンテンツ
  • 個人または個人で構成される集団を中傷、威嚇、攻撃しているコンテンツ
  • 人種、民族、宗教、障害、年齢、国籍、従軍経験、性的指向、性別、性同一性など、組織的な人種差別や疎外に結び付く特性に基づいて、個人または集団の排斥を促し、差別を助長し、誹謗しているコンテンツ
  • 過度に下品な言葉使い
  • ハッキングやクラッキングに関するコンテンツ
  • 望ましくないソフトウェアのポリシーに違反するソフトウェアや他のコンテンツ
  • 不正なソフトウェアやアドウェア
  • 違法な薬物や麻薬関連製品に関するコンテンツ
  • 絶滅危惧種から作られた製品を販促、販売、宣伝するコンテンツ
  • アルコール飲料のオンライン販売
  • タバコやタバコ関連商品の販売
  • 処方箋医薬品の販売
  • 武器および兵器や弾薬(銃火器、銃火器のパーツ、戦闘用ナイフ、スタンガンなど)の販売
  • 授業や講義の課題や提出物の販売、配布
  • ユーザーに報酬を提供することで、広告や商品のクリック、検索、複数ウェブサイトの閲覧、メールの閲覧を促すプログラムに関するコンテンツ
  • その他の違法なコンテンツ、違法行為を助長するコンテンツ、他者の法的権利を侵害するコンテンツ

また、主なコンテンツに AdSense 未対応の言語が使われているページで AdSense コードを使うことはできない



AdSense 禁止コンテンツ情報まとめ

厳密に禁止されているコンテンツ情報も以下のように規定されている(2017/12月 時点)

  • アダルト コンテンツ
  • 危険または中傷的なコンテンツ
  • 危険ドラッグおよび薬物に関連したコンテンツ
  • アルコールに関連したコンテンツ
  • タバコに関連したコンテンツ
  • ヘルスケアに関連したコンテンツ
  • ハッキング、クラッキングに関連したコンテンツ
  • 報酬プログラムを提供するページ
  • 不適切な表示に関連したコンテンツ
  • 暴力的なコンテンツ
  • 武器および兵器に関連したコンテンツ
  • 不正行為を助長するコンテンツ
  • 違法なコンテンツ

以上のコンテンツは禁止されているが、単語にすること話題にしることが禁止という訳ではなく記事の書き方によっては問題のない場合もある。

では大丈夫か?というと、それは Google 次第ということである。Google の基準で違反の是非判定されるため、投稿者はその点に気をつけなければならない。

これはAdSense 審査の段階だけでなく、審査に通過後も常に気を配る必要がある。違反コンテンツサイトと判断されれば、AdSense の配信停止になるばかりかアカウント停止になりかねない。

「アダルトコンテンツ」は要注意!!

禁止コンテンツの中でももっとも注意が必要なコンテンツである。
リスト最上位に配置していることは、Google からの警告であると私は思っている。

単純に「アダルト」というと、18禁のイメージになりがちだが Google としての判断基準はより厳しいと考えたほうがいい。理由は複数考えられるが…例えば、

  1. 子どもが閲覧する可能性があること
  2. 宗教的な理由で肌の露出を制限している場合があること

などが挙げられる。

この結果、気遣うべきポイントはの1つは画像の掲載である。

Google の禁止コンテンツ判定は機会判定がどんどん進化し、画像の判定精度もAIを組み込んで高精度化している。この結果、添付画像に含まれる肌の露出具合も判定されてしまう可能性がある。

つまり「海に遊びに行った写真」「子供が裸で遊びまわる写真」「水着での写真」などは違反とされる可能性が高い。

文字による説明に関して注意することは、「性的な描写」だけでなく、「妊娠」「出産」に関するネタ、「不妊治療」に関するネタも違反と判定されてしまう可能性もある為、

薬、アルコール、タバコに関しても注意が必要

これに関しては、常識の範囲内で考えてもいいかもしれない。

  • 違法(危険)の「薬物」に関する情報や宣伝・販売について
  • アルコールの宣伝・販売
  • タバコ・葉巻などの宣伝・販売

以上は当然、違反扱いとなる。
一方、

  • 薬物依存からの解放の啓蒙、治療に関するサイト
  • 薬物が関連する歴史などのサイト
  • アルコールでは、店舗案内サイト
  • アルコール飲料の生産・製造に関する情報のサイト
  • 禁煙の促進やアドバイスのサイト

などは認められている。

禁止コンテンツに関するまとめ

健全にサイト(コンテンツ)運営をしていると考えていても、Google の規約を十分に理解していないと気づかぬうちに違反を犯してしまう可能性があるといえる。

私自身も迷った際には確認をするように心がけている。

これまで十分に確認したことのない方は、一旦全てに目を通すことをオススメしたい。

それほど時間のかかる作業ではないから…