プログラミング Tips

ITエンジニアの雑記ブログ。
IT関連ニュースの考察や、プログラミングに関するTipsの備忘録として…
育児や日常の雑記帳としても、記事を投稿していきます。

プログラミングと日常生活に関する情報を発信しています。

2017年11月

Mac OSX High Sierra の重大なバグに対する対策を調べて見た(Apple公式)!!

昨日(11/29)に報告された重大な脆弱性に関しての情報まとめと暫定的な対策については、この記事にまとめたが、1日経って11/30にAppleから不具合修正のアップデートがリリースされた!

脆弱性発見から、修正アップデートまでほぼ24時間での対応は、本件の深刻さをあらわしていると思う。

この記事を読んでもまだ対策を取っていない方は、今すぐに対策の実施をオススメする。
放置すると、真面目に…

パソコンが乗っ取られる

可能性があるから!!!笑えない事態です。
中のデータが改ざん、消去されることもあるし、最悪アカウント丸ごと削除されるかもしれない。

話を戻して…
本日Appleが正式にリリースした修正ソフトの適応方法をまとめてみる。非常に簡単で、3分で終わる!!



Apple公式の修正ソフトの適応方法!!

  1. "App Store"アプリを起動する
    Mac OSX High Sierra の重大なバグに対する対策1

  2. "アップデート"タグを選択する
    Mac OSX High Sierra の重大なバグに対する対策2

  3. アップデート可能なアプリが一覧され、"セキュリティアップデート"を選択する
    この説明文からもわかるように、速やかな適応を推奨している。

    Mac OSX High Sierra の重大なバグに対する対策(Apple公式)

  4. しばらくするとアップデートが始まるので完了まで待つ

  5. 完了後、ビルド番号が【17B1003】になっていることを確認。
    適応後、即座に表示されない場合もあります。その際は、再起動後に再確認を試してほしい。

以上!完了したら、修正完了!!
これで終わり!!

ちなみにApple公式の適応方法はここを参照!!

Mac OS バージョンの確認方法!

ちなみに…修正バッチ適応後のビルド番号確認方法がわからなかったり、今回の脆弱性は「Mac OSX High Sierra 10.13.1」というバージョンにあるが、自分のバージョンはなんだ!?と思う方もいるかもしれないので、確認方法も参考までに掲載しておく。

  1. 画面上部左端の"Apple"アイコンをクリック

  2. 一番上の「このMacについて」を選択

  3. ウィンドウが開き、最上部にOSの名前、2段目にバージョンとビルド番号が表示される

今回は、ここを確認しバージョン名【Mac OSX High Sierra】、バージョン番号【10.13.1】が表示されたら、危険な状態!と判断して、修正ソフトを直ちに適応してほしい。

修正ソフト適応後は、ビルド番号が【17B1003】になっていることを確認すればよい。

今回の修正ソフトに関する Apple 公式声明について記載しておく

まずこちらに修正ソフトに関して Apple公式の説明が掲載されている。
それによると…

Security Update 2017-001

Released November 29, 2017
Directory Utility
Available for: macOS High Sierra 10.13 and macOS High Sierra 10.13.1
Not impacted: macOS Sierra 10.12.6 and earlier
Impact: An attacker may be able to bypass administrator authentication without supplying the administrator’s password
Description: A logic error existed in the validation of credentials. This was addressed with improved credential validation.
CVE-2017-13872

訳すと…

セキュリティアップデート2017-001

2017年11月29日リリース
ディレクトリユーティリティ
利用できるもの:macOS High Sierra 10.13およびmacOS High Sierra 10.13.1
影響を受けない:macOS Sierra 10.12.6以前
影響:攻撃者は管理者のパスワードを入力せずに管理者の認証をバイパスできます
説明:資格情報の検証に論理エラーが存在しました。 これは、信任状の検証が改善されたことで対応されました
CVE-2017-13872



MacOSX High Sierra の重大なバグとその対策方法を調べてみた!!

<更新>
一晩たって、Appleから正式に修正版ソフトがリリースされた。
その適法方法や対策内容については、こちらを参照してほしい。
<以上、更新>

<更新2>
Appleからの正式な修正版ソフトのリリースについての記事をかいたが…
なんとその中には別の不具合が含まれていたようです。その件についても記事にまとめたので、ここにまとめておく。
<以上、更新>

緊急事態です!

ネット上の至る所で騒がれていますが、MacOSX の最新版OS "High Sierra"に重大な不具合があることが発表された!この不具合は、放っておくと最悪PCを乗っ取られて、データを消されたり、犯罪の踏み台にされる可能性があるので、すぐに対応を打つことをオススメする!!

何を隠そう、私自身もこのOSにアップデートしてしまった一人…

なので、自分自身を実験台にしつつ、公表されている対策を試してみようと思う。

この記事を読んでまだ対策を打っていない「あなた」!!

自分は大丈夫〜と呑気なことを言っていないで、すぐに対策することをオススメする!!

まずは不具合の内容から順を追って説明していく、「内容よりもとにかく対策!」と思う方は、記事後半に対策を載せるので、そちらにジャンプしてほしい。



不具合は「"root"というユーザー名を打ち込むだけで誰でもログイン可能」という内容

トルコのエンジニアの投稿によると…

訳すと、

親愛なる@AppleSupport、MacOS High Sierraの巨大なセキュリティ問題に気付きました。ログインボタンを数回クリックすると、誰でもパスワードを空にして「root」としてログインできます。あなたはそれを知っていますか?

という内容。

実際、ユーザ名に"root"と入力して、ログインボタンを数回クリックするうちに、誰でもそのコンピューターにルグインできてしまうのである。

実際に試みている画像がこれである。

拍子抜けするほどに簡単に解除できてしまう。
ご存知の通り、このバグを再現するためには設定アプリから管理画面を開くだけでアクセスできてしまうのである。ハッキングやノットリというレベルであろうか?
いや、それ以前の問題であるように感じた。ここまで読んでお気づきだと思うが…そのくらいまずい脆弱性なのである。

ちなみに、興味本位で再現しないでほしい。なぜなら、"root"IDでパスワード未設定のユーザーが新たに追加されてしまうことを意味するため、ハッカーのアシストをすることと同じだからである。

もし試すのであれば自己責任の上、実施して、実験後は"root"ユーザを削除してほしい。

ログインする何ができてしまうのか?

ここできになるのが、このことだと思う。答えは、いたって簡単。

「なんでもできる!!」

のである。例えば…

  • 管理者の追加
  • セキュリティ設定の変更(ファイアウォールの解除など)
  • データの改ざん、削除…
  • 第三者への攻撃!!
  • 本来のオーナーの排除(既存ユーザーアカウントの削除)

本当にシャレにならない事態である。
採算になるが、だから

何が何でも対策を講じる必要がある!

のである。

リモート接続でのアクセスもできてしまう

さらに悪いことに、この攻撃は、macOS High Sierraマシンに物理的にアクセスできない場合(遠隔地からのリモートアクセス)でも動作します。この脆弱性が VNC と呼ばれるソフトウェアとApple独自の Remote Desktop ソフトウェアのいずれを通じても動作することを確認しました。

この結果、下記2点を満たしている場合、外部からPCが乗っ取られる可能性を示唆しているのである。

  • PCのファイアウォールが無効
  • リモートデスクトップが有効

ここまでくれば、事の重大さに気づいてくれたと思うので、「対策」についてつめてみよう。



最善の方法は、"root"アカウント有効+パスワードを設定する

本件について、Appleは公式に脆弱性の公表を行なっていないが、対策方法は公表していて、その方法がこれである。

そもそも現在の状態を思い出してみると、"root"ユーザーのパスワードが設定されていないことが根本的な問題であるため、敢えて明示的にパスワードを設定することでこの不具合は回避することができる。

もちろん、簡単すぎるパスワードではハッキングのリスクはそれほど変わらない為、なるべく長く複雑な(推測されにくい)パスワードを登録する必要がある。

実際に設定の手順を順に説明していく。

  1. 「システム環境設定」>「ユーザーとグループ(またはアカウント)」をクリック
    MacOSX High Sierra の重大なバグとその対策方法1 MacOSX High Sierra の重大なバグとその対策方法2

  2. ロックアイコンをクリックした後、管理者名とパスワードを入力
    MacOSX High Sierra の重大なバグとその対策方法4

  3. [ログインオプション]> [ネットワークアカウントサーバ]の「接続」をクリック
    MacOSX High Sierra の重大なバグとその対策方法6

  4. [ディレクトリユーティリティを開く]を選択
    MacOSX High Sierra の重大なバグとその対策方法7

  5. [ディレクトリユーティリティ]ウィンドウでロックアイコンをクリックしてから、管理者名とパスワードをもう一度入力
    MacOSX High Sierra の重大なバグとその対策方法8
    MacOSX High Sierra の重大なバグとその対策方法9

  6. メニューバーに移動して[編集]> [ルートユーザを有効にする]を選択

  7. ルートユーザのパスワードを入力。
    MacOSX High Sierra の重大なバグとその対策方法11

最後の手順で入力したものが、"root"のパスワードになる為、以降は攻撃されてもログインされることはない。

ちなみに…
手続きの途中で「ロック解除」を実施してきたと思うが、このままではセキュリティ上よろしくないので、ウィンドウを閉じるか「鍵アイコン」をクリックしてロックしてほしい。

まとめ

もうご理解いただけたと思うが、初歩的すぎるミスが今回の脆弱性の原因である。とはいえ、ミスとは常に単純で気づいてしまえば「なんで気づけなかった!?」と思うほどのものであると思う。

きっと早急に次回OS更新がリリースされると思うが、それまでしばらくは混乱が続くと思う。

この記事が誰かのセキュリティ対策に役に立てたなら幸いである。



GoPro Fusion のスペック詳細を調べてみた!

11月の発売が待ち遠しい GoPro Fusion !
先発の Garmin VIRB360 とのスペック比較をまとめたが、GoPro Fusion そのもののスペック詳細をもう少し掘り下げて調べてみたいと思ったので、色々調べてまとめてみる。

GoProは、GoPro Fusion のスペック、価格、発売日をカリフォルニア本社のライブ放送中に正式に発表した。

GoPro は数ヶ月の推測を経て、新しい Fusion の仕様と価格を正式に確認しました。Fusion の映像は、ジンバルのような品質を実現するために、カメラ内安定化などの高度な機能を提供している。各種項目を以下に列記する。



GoPro Fusion の主なスペック一覧

  • 映像解像度:5.7K @ 24 fps, 5.2K @ 30fps, 3K @ 60fps (3008 x 1504)
  • 写真解像度:18メガピクセル
  • 連続撮影(Burst mode):30fps
  • 写真用ISO:100 ~ 800
  • 動画用ISO:100 ~ 6400
  • シャッタースピード:最長30秒
  • "GoPro App"との互換
  • "OVERCAPTURE"機能で、360度全天球映像から平面映像の切り出しに対応
  • 高度な手振れ補正機能
  • 360度オーディオ対応
  • 約5メートルの防水機能
  • 時差撮影(動画、静止画)、夜間撮影対応
  • GoPro マウントとの互換性
  • カメラ保持グリップ同梱
  • 10ヶ国語での音声コントロール対応
  • 各種センサー:GPS、アクセルメーター、ジャイロスコープ、コンパス
  • 外部通信:WiFi、Bluetooth、USB(タイプC)

OVERCAPTURE とは?

GoProはこれを「ストーリーテリングの進化」と呼んで、OverCaptureという機能を導入した。これは、ユーザーが360度の球面映像ですべてのシーンを撮影することを可能にします。このフッテージから目的のパースペクティブを選択し、通常のビデオ形式で新しいビデオとして保存することができます。

OverCapture モードでは、ユーザーは、視点を完全に制御しながら、従来の 16:9 ビデオを 360 ビデオから 1080p 解像度で作成できる。これは、Insta360 ONEで導入された機能に似ている。GoProの機能と比較してみたい。

EFFECTS モードとは?

GoPro Fusionでは、2018年1月に "GoPro App" のアップデート(OverCaptureとともに)に追加される一連のプリセットエフェクトも提供される。 これらの中には、天使のように撮影者の前を飛んでいるような Fusion が現れる「Angel View」という視点がある。これは、Fusion を見えない延長ポールに取り付けることによって実現される。

これは Insta360 ONE で導入された機能である。両方のシステムがそれぞれどのように異なるのか?の比較が興味深い。

もう一つの興味深い効果はPanel Flowで、GoProは被験者とのパンで複雑さを取り除く。

また、ファンが好きなTiny PlanetビューもGoPro Fusionのオプションになる。

QUICKSTORIES とは?

画像やビデオクリップに基づいて自動的に動画を生成する QuikStories 機能も搭載されている。

GoPro Hero5 Black のように、GoPro Fusion はハウジングなしで最大16フィート(5メートル)の防水性も備えている。Fusionは、Hero5 Black 用に設計された Remo 防水音声作動式リモコンとも互換性がある。



音声コマンド

GoPro Fusion は、Hero5 シリーズや新しい GoPro Hero6 のようなハンズフリー操作のための音声コントロールも提供する。

音声コマンドの中には、「GoPro Highlight」や「That was sick」と設定されているため、Fusion で撮影した動画のハイライトにマークを付けることができます。 GoPro Fusion のボイスコマンドの一覧は未だ不明であるため、まだありませんが、後で詳細は確認する。

360カメラに音声コントロールを追加することは、Fusionを本当に分離することになる。また、カメラ本体のボタンを押してハイライトをマークすることも可能。

Fusion には GoPro の Protune モードも組み込まれており、感度と露出補正の制限を設定することができる。

Fusion がスタンバイモードになっているとき、QuikCapture 機能は、シャッターボタンを押してすぐに録画を開始すると自動的にカメラを起動させます。Quikcapture でシャッターボタンを押し続けると、Fusion はタイムラプスを記録する。

他の機能には、3つのマイクロフォン、ループ録音、GPS位置タグ付け、タイムマップ用のインターバルメーターが含まれており、間隔は0.5秒から60秒です。

興味深いことに、オンラインで公開されたマニュアルによれば、GoPro Fusion は2つのマイクロSDカードスロットを備えている。Tyは、各カメラのレンズが専用のカードを使用し、カメラ内のステッチがない可能性があることを示唆している。



更新:GoPro Fusionのスペック調べてみた

11月販売予想から、いまだに発売されていない GoPro Fusion…

クリスマスプレゼントには間に合いそうにないけれど、冬のボーナスで購入準備はバンタン!!単独のスペック調査の実施してまとめてみたので、参考にしてほしい!!

参考:GoPro Fusionの詳細スペック調べてみた

GoPro Fusion と Garmin VIRB360 比較してみた!

GoPro 初の 360 度全天球対応のアクションカメラの11月リリースが発表されてから、世界中の GoPro ユーザーをワクワクさせているが、筆者もそのうちの一人!

GoPro は、アクションカメラのメーカーとして高い評価を得るとともに、確固たる地位を確立して来た。その GoPro が、急成長を遂げている 360 度カメラ市場へ、ついに最初の製品 "Fusion" (フュージョン)をリリースするのである。

ライバル会社のうちの1つ "Garmin" (ガーミン)は、アクションカメラ市場へこの360度カメラ市場をきっかけに進出することを狙って、数ヶ月前に "VIRB360" を発売した。

GoPro オフィシャルサイトではまだ「購入不可」表示のまま…そろそろ12月になってしまう…
クリスマス時期までずれ込んでしまうのだろうか?

1日も早い販売開始を期待する!!一方、先発メーカー Garmin(ガーミン)の "VIRB360" の評価も高いので、それぞれのスペック比較をしてみようと思う。



GoPro Fusion と Garmin VIRB360 スペック比較

それぞれの製品スペックを比較してみた。
いずれもカタログスペック上の製品比較になっている。

仕様 Garmin VIRB360 GoPro Fusion
レンズ数 2xf/2.0 2xf/2.0
動画解像度 5.7K(30fps), 4K(30fps), 3K(60fps) 5.2K(30fps), 3K(60fps)
静止画解像度 15Mピクセル(5,640x2,816) 18Mピクセル
360度 ライブ配信 4K(30fps):Apple(iOS)のみ NO
スタビ機能 3モード(stabilize, lock, follow) 1モード(6軸スタビ)
耐水性能 10メートル 16フィート(≒4.8メートル)
耐ショック性能 あり 不明
メモリ 最大128G (1 microSDスロット) 最大128G (2 microSDスロット)
バッテリー 最大1時間 不明
録音機能 4方向マイク 360天球マイク
搭載センサー GPS, ジャイロスコープ, アクセルメーター GPS
アプリ Android, Apple(iOS) Android, Apple(iOS)
ソフト VIRB Edit(Hypercapture) OVERCAPTURE
音声コントロール あり あり(10ヶ国語)
値段 99,800円 85,000円
購入先 Amazon GoPro SHOP

GoPro Fusion は発売前デバイスである為、スペックのいくつかは不明である。正確に双方を比較できないことは残念であるが、想像も交えて考察をしてみたいとおもう。

まず、Fusion の価格であるが、Garmin VIRB360に比べて安い設定になっている。VIRB360は最近値下げをしたが、依然360度全天球のアクションカメラデバイス群の中では、高額デバイスのままであり、価格的には Fusion が購入しやすい。

一方、Garmin の強みは、5.7K 解像度を 360度カメラに最初に取り入れたメーカーであり、その他いくつかの機能に関しても、Fusion よりも優れたスペックになっている。

上記のリストから分かる通り、防水性能が Fusion 5メートルに比べて10メートル。搭載センサーは、Fusionが GPS だけなのに対し、ジャイロや気圧・高度、コンパスが加わっている。

もし静止画撮影を重要視する場合、Fusion は18Mの写真撮影ができ、VIRB360 の15Mよりも高解像度となる。ただいずれのデバイスも動画撮影にフォーカスしている為、写真撮影の為であれば写真専用の360度全天球カメラを用いることが推奨される。例えば、"Ricoh Theta V" や "Xiaomi Mijia Mi Sphere"などが挙げられる。

両デバイスは動画撮影に重きを置いている為、スタビ機能は非常に重要となる。
よっていずれもスタビ機能を搭載している。

Fusion は、ソフトウェアスタビ機能を搭載していて、それはジンバルを使用したと場合を思わせる性能だと説明されている(GoPro のデモビデオ説明より)。

VIRB360 は、複数のスタブ機能をオプションとして搭載していて、そのいずれもが高機能で動作している。当初、VIRB360 のソフトウェア機能には不具合があり、正常に動作しない機能もあった。しかし複数回の更新ののち、今では解消されて正常に動作している。

VIRB360 にあって、Fusion にない機能の1つは、編集アプリにある。

VIRBの編集アプリ "VIRB Edit" の上で、撮影時にセンサーで捉えた値を、メーター表示で画面上に配置、表示することができる。加速度や方位センサーを表示することで、より臨場感のある動画が実現できるのである。

Garmin, GoPro それぞれが公開しているでも映像を紹介する。

Garmin VIRB360 のサンプル



GoPro Fusion のサンプル

いずれも5K 解像度での撮影になっているが、VIRB360 の方は、5.7Kであるため、若干綺麗(輪郭がくっきり)に見えるかもしれない。

動画編集機能

いずれの360度アクションカメラの編集モードで、360度ビデオを1080ピクセルのフラットな動画に編集できる。GoPro では "Overcapture"、Garmin では "Hypercapture" と呼ぶ。この機能によって、360度カメラを用いるだけで、全方位の撮影ができて編集によってフラットな動画を切り出すことができる。

VIRB 360 でこの効果を達成するには、VIRB Edit デスクトップソフトウェアを使用する必要がある。GoPro Fusion では、GoPro アプリを使って Overcapture ビデオを作成することができます。

まとめ

Fusion と VIRB360 を比較して、どちらを購入すべきか…悩むところである。非常に難しい。
なぜなら、Fusion はまだ販売前…情報が少なく、GoPro から公式なカタログスペックすら全て公開されてない状態…

GoPro の強みであるソフトウェアに重きをおくのであれば、Fusion が優位に立つであろう。
Garmin は最近ソフトウェアの不具合は解消されつつあるようだが、当初から比較すると Fusion の方に分がありそう。画像編集も同様で、"Overcapture"は2018年1月にリリースが遅れているが、スマホのアプリから編集が可能になる点で、"VIRB Edit" より優れている。

一方、VIRB360 が劣っているかというとそうではない。
デバイス自体のスペックで比較した場合、解像度、防水性能、内蔵センサーの種類において優れていることはわかっている。Fusion が公開していない部分は比較困難だが…中でもバッテリーの性能に関しては特に気になる。Garmin は4K@30fps の条件下で、65分の撮影を仕様上うたっている。
動画撮影において、連続撮影時間は重要だと考える為、Fusion がここを起点にしてプラス or マイナスのいずれになっているかは注視しておきたい。

今回は、Fusion 販売前でカタログスペック比較しかでいなかったが…
参考になれば幸いである。



2018/10/5更新:CES2019関連情報

更新:CES 関連情報

これまでに、CESに関連する記事を色々投稿してきた。読んでいただいた方々からの感謝・励ましの声もいただけたり、PVに表れたりしているので感謝感謝です!!

ここで、これまでに投稿したCES関連記事を集約してみる。情報集約によって、有効かつ簡単な情報ができ、より便利に活用でてもらえたら幸いである。

まとめ情報に関して、要望や質問があったらぜひ一報してほしい。



アメリカでチップのマナーを調べてみた!!

CESの会期中、ホテルで荷物運びや部屋の掃除などのサービスを受けたり、レストランで食事をしたり、タクシーに乗ったり…所々でチップを私場面に出くわす。

日本にはないこの「チップ」という文化にいつも戸惑ってカッコワルイので、戸惑うことがないように…ルール的なものをまとめてみた!

かっこよくスッ!と、スマートに渡せるように…笑

そもそもチップとは!?的な部分だが、ご存知の通りアメリカには「サービスを受けたらチップを渡す」という習慣がある。日本にはない文化なので、「いつ」・「いくら」渡せばいいのか?が悩ませる。

ということでその部分から順にまとめる。

チップはサービスを受けた後に渡すのが正解!!

後述する「いくら?」にも関係するが、そもそもチップは…

サービスを受けた人(客)がサービスを提供してくれた人(ウェイターなど)へ感謝の印として渡すもの
である

なので、渡すタイミングは自然とサービスを受けた後、つまり支払いをするタイミングもしくはその人と別れるタイミングである。

ここで「別れるタイミング」と書いたが、ホテルのベルボーイなど荷物を運んでくれた方への私方が難しい!!なぜなら彼らは「無償」のサービスであって、請求のタイミングがないから!!

こちらに「ちょうだい!」と行って来ない。なので、スッとさりげなく渡すかっこよさが求められる…文化に慣れていない日本人は、タイミングを失って、「あっ!」となってしまう。

とはいえ、ポイントはある。具体的には、

「サンキュー」というタイミングにスッと渡す

である。荷物を運び終わった時、言いますよね?その時、言葉と一緒にスッと手渡せば、あちらもスッと受け取ってくれる。

なので、常にポケットには1ドル札を数枚忍ばせておいて、渡せるようにしておけば機を逸することにはならない!!

注意!!
ポケットになくて、財布に入ったままだとアタフタしてスマートでないので注意!!

チップはいくら渡すのが正解??

次にきになるのはいくら渡す!?である。15〜20%が一般的と書いたが、どうちがうの?悩むと思う。筆者的に考える、その差を独断と偏見で書いてみる笑。

前述の通り、チップは「サービスに対するお礼の気持ちを表すもの」であるので、

  • 素晴らしいサービスだった!=20%
  • 普通のサービスだった   =15%

で、いいと思う。もし「ひどい!」「2度といきたくない」と思う状態だったら、10%またはナシでもいいと思う(あまりないと思うけど…)

実際、過去私の経験で、1度だけ「チップが少ないので増額しろ!」と言われたことがある。言われるがままに増やしたが、2度と行かないと決めたのはいうまでもない。日本から進出している有名なラーメン屋さんでの話…笑

話を戻すと…難しい話はなくて、

サービスを受けた側の気持ち1つで決めればいい!!

ってことですね。

チップの金額を毎回計算するのが面倒!!

よし!ここまでくるとチップをいつ・いくら渡すかは完璧!!すぐにでも渡したいとうずうずしていると思うが…毎回計算するのが面倒!!

その度スマホの電卓で計算するのはいいんだけど、面倒!
ってことで、換算早見表を作ってみた!

名刺サイズに印刷して財布に入れておけば、一瞬で計算できる。
必要に応じてダウンロードして使ってもらえたらと思う。

ドルー円のチップ換算早見表



レストランでのチップの支払い方

ここからは各シチュエーションに応じた渡し方を紹介。

一般的に、どのレストランでも請求書の「売り上げ合計金額」に対して15〜20%をチップとして渡す。グループだと、売り上げ金額も高くなるが、人数や時間に関係なく、「売り上げ合計金額」の15〜20%が基本。

伝表を見ると、

  • Services :売り上げ金額(飲食代)
  • Taxes :税金
  • Tip/Gratuity :チップ
  • Total :合計

という欄に分かれていて、売り上げ金額(税金を含まない金額)に対して、チップを渡せばいい。

現金で支払う場合には、その分をテーブルに残して席を離れればいい。
クレジットカードで支払う場合には、"Tip/Gratuity"欄に金額と全体の合計を記入して、ウェイターに伝票とクレジットカードを渡せばいい。

ウェイターへのチップは支払い後、会計伝表を載せてきたトレイに残す。クレジットカード支払いの場合は、チップを含めた支払いも可能。記入方法は後述!

レストラン以外(ラクシーやホテルサービス)でのチップの支払い方

タクシーでの支払い方

タクシーでは、料金メーターの金額に加えて支払うことになる。
タクシー内の画面で、チップの金額を選択できる場合は、いずれかを選択するだけで合計金額が決まるし、個人で決める場合には15〜20%の範囲で上乗せした金額を渡す(クレジットカード支払い)ことになる。

運転が丁寧であったり、渋滞を回避してスムーズに運んでくれた場合などは多目を支払えばいいと思う。

ホテルのポーターへの支払い方

ホテルの玄関からロビーまで荷物を運ぶ「ドアマン」。
ロビーから部屋まで荷物を運ぶ「ポーター」。

それぞれ手伝ってもらった場合、荷物1つにつき2〜3ドル程度渡す。

ただ自分で運べる場合には、頼む必要はなく自分で運んでしまえば支払う必要はない。

ホテルのメイドへの支払い方

部屋の清掃やベッドメイクをしてくれるメイドへの支払いは、1〜2ドル程度。

ただ個人的に、海外ホテルへの滞在はビジネス目的が多く、PCなどの貴重品を部屋においておくこともあるので、必要最小限の清掃回数にしている。

清掃不要の場合、「Don't Disterb」の札をドアの外にかけておけば入室されない。

最後に、スマートにチップを渡すために!!

チップを計算した場合の端数は、切り上げにしてあげるのがマナー
「要らない小銭を渡す」のもマナー違反なので注意

スマートにチップを渡しましょう!!



↑このページのトップヘ

-->