プログラミング Tips

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Python で csvファイルを読み込む方法を調べてみた!!

Webアプリを開発するにあたって、元データをDBにインポートして上げる必要がある。
今回のデータはcsv形式で存在しているため、そのファイルを読み込んで逐次DBに登録して行く。

まずはPythonでのファイル操作を習得するために、csvファイルを読み込んで逐次出力してみた


環境

  • Python 3.6.1
  • csvファイル "sample.csv"

今回は特にサードパーティモジュールをインストールする必要なく、標準ライブラリだけで実現することができた。もっとスマートに実現する方法はあるかもしれないが…まずは基本に忠実に…ということで…

実行

以下のコマンドを実行する

import codecs
 
fin = codecs.open('test.csv', 'r', 'shift_jis')
 
for line in fin:
    contents = line[:-2].split(',')
    print(contents)

このプログラムには2つの条件が含まれている

  1. 日本語を含むデータの展開
  2. 区切り文字は ','
  3. 改行コードは 'CR''LF'の2バイト構成

1.に関して、"codec"モジュールを用いて、文字コード指定で展開

fin = codecs.open('test.csv', 'r', 'shift_jis')

これは、"Shift-JIS"コードで記述されたファイルを"r"(読取り専用モード)で開くという意味

2.に関して、同一データを","単位で区切る

contents = line[:-2].split(',')

改行コード単位で"line"変数に値を取得できるが、この場合の改行コードは2バイト構成のため、"[:-2]"で改行コードを削除した構成にしている。更にsplit(',')で、データを","単位で分割し配列内に格納する

3.行末コードは"CR""LF"の2バイト構成になっている

Windows環境でファイルを生成すると、このように2バイト文字は異なる。MacOSX, Linuxではライン末尾に付与するコードは若干異なるので注意が必要


Python で QRコードの画像を読み取るサンプル作ってみた!!

QRコードを撮影した結果をデコードするのは一般的…

でもQRコードの画像データをデコードできるのかな?と気になったので、その部分を調べてみた。



環境

  • MacOSX 10.13.3 (High Sierra)
  • Python 3.6.1
  • zbar
  • pyzbar
  • Pillow

準備

  1. virtualenv 環境構築
  2. zbarをインストール

$ brew install zbar

  1. Pythonパッケージのインストール

$ pip install pyzbar $ pip install pillow

実行

今回は下記QRコードの画像ファイル("Sample_QR.png")を用意して、コードを実行する同じ階層におく

from pyzbar.pyzbar import decode
from PIL import Image
import os

image = "Sample_QR.png"

data = decode(Image.open(image))

f = open('output.txt', 'a')
f.write(data[0][0].decode('utf-8', 'ignore'))
f.close()

結果

output.txtファイルが生成されて、その中に結果が出力されていれば成功
今回は https://www.google.co.jp/が出力されている



Python 3.xで 仮想環境"virtualenv"をサクッと作る方法をまとめてみた!!

Python3系から、virtualenvの仮想環境の生成がオプション(-m)を使って、簡単に構築できるようになった。
Python標準のモジュールで"venv"というパッケージ名で取り込まれているので、それを用いる

いつも方法を忘れちゃうので、備忘録のためにここにまとめておく



環境

  • MacOSX 10.13.3 (High Sierra)
  • Python 3.6.1

環境構築

1. 準備

ディレクトリ配下に環境(bin, include, lib など)が構築される

$ mkdir testdir
$ cd testdir
$ python3 -m venv .

2. 実行

Step1. で構築した仮想環境を実行するコマンド

$ source bin/activate

ターミナル上が下記に変わったら成功
以降は、仮想環境内で実行することができる

(testdir) $

3. 終了

Step2. で構築した仮想環境を終了するコマンド

(testdir) $ deactivate

ターミナル画面から、(testdir)の表示が消えたら終了

Pythonパッケージのインストール

virtualenv環境を立ち上げたら、必要なパッケージをpipでインストールする

  • インストール方法

    $ pip install "package"
  • インストールパッケージの確認

    $ pip freeze
  • インストールパッケージの 一括 エクスポート

    $ pip freeze > requirements.txt
  • インストールパッケージの 一括 インポート

    $ pip install -r requirements.txt


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